誰でもできる妊活
病院に通院して不妊治療をするばかりが妊活ではありません。
その人のおかれている環境、考え、タイミングによって、色々な方法があります。
高度な不妊治療ができるクリニックがない地域の妊活さんは、
”ない”ことを求めるので、高度な治療ができたらな、〇〇クリニックに通えたらな、と思います。
しかし、不妊治療をするにしろ、しないにしろ、
大事なのは、妊活さんのからだそのもの。
だって、高度な治療を施して、受精しても着床するエネルギーがなければ着床しません。
着床したとしても、その後、残念なことになったり。
大事なのは、治療よりも、自分のからだを労り、自分のからだに優しくなり、エネルギーを産み出せるからだにすること。
そのベースがあれば、治療して科学の力を借りても、良い結果が得られるでしょう。
もしかすると、治療なしで授かるかもしれません。
実際に、からだを整えたら、授かったという方は多いです。
最近は、男性不妊も意外に多いということがわかってきました。
男性も温活したり、ストレスを溜めないようしたり、適度な下半身の運動が大事です。
男性にも妊活が必要ということです。
クリニックに通院するだけが妊活ではありません。
日々の生活で、できる妊活があります。
クリニックに通わなくてもできる妊活、または通院はするけど家でもできる妊活、はどのようなものでしょう。
温活
男女ともに冷えている人、多いです。
暑がりだよ、という人でも、お腹や腰回りが冷えていることもあります。内臓や血液が冷えているんですね。
そうなると臓器の働きも悪いし、細胞の新陳代謝も悪くなります。
外から温めるのは大事ですが、からだのどこを温めても良いのかというとそうではありません。
外からなら3つの首を温めると、温まると言われていますが、できれば腰から下を全体的に温めてください。
暑いと思ってしまうのは、どちらかというと上半身が温まっているときです。
腰から下を温め、それより上はあまり厚着しない、これが理想です。
なので、誰でもできる温活の考え方としては
腰から下を厚着する
もちろん、お風呂も肩まで浸かって、熱くて早く出たくなるようであれば
心臓より下まで浸かり、10分ほど温まるようにすると良いでしょう。
運動
辛くて続かないような激しい運動はお勧めしません。
少しだけ辛いな、という運動を日々続けることが大事です。
駅までの10分程度を早歩きするとか。
4階分は階段で上り下りするとか。
この運動もまた、温活同様に下半身中心にすると良いでしょう。
このとき、ダラダラとするのではあまり効果がありません。
胸を張ってからだを緊張させてするのもダメです。
少し姿勢を正す程度で、おへその下を意識し、股関節を十分に動かしましょう。
少し姿勢を正すだけで、内臓が変に圧迫されたりすることがなくなります。
普段から猫背だったり巻き肩、骨盤のゆがみが激しいなどがあれば、整骨院などで調整してもらってから行うほうが良いでしょう。
おへその下を意識するのとしないのとでは、やはり内臓の位置にも関係しますし、呼吸の入り方が違ってきます。
股関節を十分に動かすと、太ももの大きな筋肉が動いて、代謝があがったり、血液を良くしたりと、良い効果があります。
この運動は、男性不妊の原因のひとつの運動不足の解消にもつながりますので、ぜひ習慣にしてほしいです。
水を飲む
水を飲む重要性を知っている方も増えていますね。
でも、量だけが大事ではありません。飲み方、つまりタイミングも大事です。
胃が食べ物を消化しているときに、大量の水を飲んでしまうと胃酸が薄まり、消化力が弱くなります。
胃の負担が増えると、腸の負担も増えてしまい、栄養素が充分に吸収されなくなるなど、からだ全体でみたときに良くありません。
サロンの妊活プログラムでも、水分の飲み方を個別にサポートしていますが、ぜひ空腹のときに、こまめに飲むことを心がけてください。
サロンで推奨している飲み方の一部をご紹介しておきます。
1日で飲む量の、半分は純粋にお水で摂る
朝、出かける前までに500mlの水分を摂る
飽きずに続けられるように、ノンカフェインの飲み物で好きなものを見つけておく
その他にもありますが、何より大事だと思うのは、自分が続けやすいルールを決めておくことです。
上に掲げたものも、その人自身が続けられないようであれば、やりやすいものに変えていくのも良いと思います。
徐々に飲む量を増やす
ということも大事です。からだは急激な変化があれば、それを戻そうとするので、急にお水を増やすのはおすすめしません。
お水を飲む量が充分だと、排毒力も高まりますし、血液の質や量も良くなります。
冷え改善やむくみ解消、便通が良くなる、肌がキレイになる、など様々な効果が期待できます。
それらが個別の不調ではなく、すべてつながっていることなので、ひとつが良くなると他の不調部分も改善されるのです。
よく噛む
消化が良い状態に食べ物をしてあげることで、胃腸の負担が少なくなり、妊娠に必要な栄養素もきちんと吸収されるようになります。
妊娠に必要な栄養素を摂ることばかり考えている人が多いですが、実は、吸収を良くしてあげないと、無駄になっている可能性があるのです。
せっかく摂ったものも、吸収されずに、そのまま尿や便でからだの外に出ていってしまうのですね。
また、胃腸の負担が少なければ、腸内環境も安定しやすく、善玉菌の効果を得られるでしょう。
子宮と腸は隣りあわせ。腸が汚れいていると、子宮や卵巣にも良いことはありません。
妊娠に必要な栄養素を、きちんとからだが使えるようになるためにも、良く噛む
子宮や卵巣の状態を良くするためにも、良く噛む
幼稚園や小学校でも習うことですが、現代の食事は柔らかく加熱されているものが多いので、自分で思っている以上に噛めていません。
ぜひ、次の食事の時に、チェックしてみてください。
良く噛めているか。早食いになっていないか。
以上の4つが、何か特別なものを用意しなくても、すぐできて、家庭でもできる妊活です。
高度なことをしなくても、からだを整えるベースはこれらでかなり整います。
これらに、食事の内容や食事の仕方、食材の選び方、生活習慣で気をつけなければならないこと、が上乗せされると授かりやすい体質への近道になります。
からだを整えることは、不妊治療するにしろしないにしろ、授かりやすく、妊娠継続しやすい体質になるのは間違いありません。
妊娠をゴールにしていませんか?
“健康な生命をつなぐこと”、“心身ともに健康に子育てする人が増えること”私たちのゴールは、妊娠のもっと先にある“みなさんの幸せ”です。
カラダは食べたものでできていて、脈々とそれが次世代へ受け継がれ、出産のたびに母親の約半分の毒素が子供へ移動するといわれています。
デトックスすることは、妊娠しやすいカラダになるだけでなく、生まれてくる子供を守ることにもなります。妊活しているからこそ、子供を迎える準備をしっかりと行い、これからの子育てを思い切り楽しんでほしいと思います。
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